本当に……

　帰る途中、最悪な出来事が起こりました。久しぶりに、何か心の底から何かが湧き上がる感覚を体験。
　あーー、怒るってこういう感覚だっけ、と思いつつ、ふつふつ静かに（激しく？）怒ってます。


　以下、そういう感じの帰り道。

　友人と駅で別れ、さて帰るかーと自転車で帰っていた私ですが、前の方に女子高校生らしい二人組みが話しながら、道一杯に広がってました。
　で、基本、人にベルを鳴らさない私は（鳴らされるのが嫌いだから）、速度を緩めて彼女たちに追いつきました。

　そこで気が付いた歩きの少女が自転車を避けて、一言。

『ウザっ。死ね、バカ！！』

　で、もう一人の少女も。

『待てよ。コラっ！！』

　ですって。


　一瞬、自転車止めようかと思った。本気で。
　しかもすぐ終わるならいざ知らず、通り過ぎてもその声は止むことなく。もう、怒りを通り越して、『可哀想な子』としか言えなかったね。

　で、それから30分、自転車漕いで帰ったわけですけど、時間が経てば経つほど、言い返してやればよかったと言う気持が強くなります。
　一番最初に浮かんだのが、『一発殴らせて、警察に突き出す』という案で、浮かんだ自分を心底どうかと思いました。

　ま、今にして思えばそれが手っ取り早かったかも、と思わないでもない。基本、やられたら三倍返し。

　母親に言ったら、『あんたを敵に回そうって奴の気が知れない。……性格知らなかったから、その子達もできるんだろうね』と言われました。
　どうしてか、庇われてる気がしない。

　あぁーー、もうっ！！
　いったいどういう生活してたら、初対面の人間に（初対面だからか？）『バカ』とか『死ね』って言えるのか分かんない。
　一回くらい、髪染めて化粧してる女の子二人と地味っ子（＋メガネ）のどっちを大人が信じるのか実験してみるのもいいかもしれない。

　罵詈雑言を並び立てて、『いきなり殴られたんです』とか泣いてみるのも一個の手ですよね。
　人は中身、とか言いますが、信用度には外見も含まれると思うんだ。初対面なら尚更。
　
　ネットして鬱憤晴らしてやるーー。