夏休みの終わり

　夏休みの終わりって、大抵物悲しいものですよねー。小学校のときはそう思っていたのですが、中学校に入ってからは、補習とか授業とかで夏休みなのか何なのか分からない日々が続いていたので、大学一年目の夏休みは特に物寂しい。
　来週からはまた二時間かけて、大学までの道のりを通わなくてはいけません。独り暮らしに刻々と近づいている気がしなくもないです。


　そうそう。クマさんは手が快方に向かっているので、そろそろ再開したいところではあります。やっぱりクリームとかって偉大。丁寧にケアすると、着実にすべすべになりますね。
　冬に向けて、そういうところにも気を使うのが女子力UPへの近道かもしれませんね。
　……とはいえ、折角培ってきた仮面が友人達との馬鹿騒ぎで修復不可能になるまで破れてしまいました。どうしよう、大学始まって早々腹黒だの、口が悪いだの、冷血だの言われたら。
　誤解なのに！　誤解なんです！　本当の私は小心者で、気の弱い、大人しい人間なんです。面倒が嫌いではありますが、それでも優等生タイプの地味っ子なんです。
　本人はそれで満足してるのー。これ以上のキャラ付けはいらないんです。オタクとか、変態とか。
　手芸が好きで、お菓子作りの好きな、地味な女の子。ほら、これで普通の女の子じゃないか。(最大の勘違い)

　ともあれ、そんなことを考えつつの夏休みでした。

　今日お母上が腰を振りながら、父に『これ、何の踊りか分かるー？』(ちなみに、某有名韓国のアーティストさん)と聞いていました。
　最近韓国ドラマに夢中で、私とともに時代劇モノや現代モノを見ているのですが、父は『知らない』と。
　私が後ろでそこの部分だけ歌うと、『あー、分かった……けど、それは違う。絶対に違う！』と断言。
　父の中で、そのアーティストさんたちは、『足が細い、とりあえず細い、若い』というイメージだったらしく、そのイメージとはかけ離れている母ではイメージできなかったのだとか。(失礼すぎるだろ)
　我が家では最近、この手の『これ、何か分かる？』が流行っているらしく、つい先日も。
　母が、私に向かって『これ、何か分かる？』と両腕で大きな円を作り、片足で立って見せました。『ヒント。今日のお夕飯です』　後ろには、鉄板が準備されていました。
　が、私には何か分からず、しばらく首を捻って断念。というか、今日のお夕飯の食材は一体なんだからそこまでクイズ形式にするのかと……。
　『えー、わかんないの？　普通分かるよ！　鶏もも肉！』
　んなもん、分かるかー。とつっこんだのですが、どうも彼女は自分の格好が、それを表すのに最適だと思っている様子。(どうしても体現したいの？　食材)
　結局、父に『これ！　今日のお夕飯！！』と言ったものの、いつもは母の無茶振りに爆笑する父も『？？　分からん』と首を捻りました。
　鶏もも肉と言った母に、生ぬるい笑顔を向ける父でしたが、母はそれでもそこそこ満足したみたいです。
　弟にいたっては、『あぁ、ついに母さん……』(目を伏せつつ)と言ったっきりでした。息子にまで心配されるなんて。

　しばらくは、『これ、何か分かるー？』が流行りそうですが、主な被害者は私です。母には『私といつきの仲でしょ？　ツーカーでしょ』と言われますが。　
　母の行動はいつだって私の予想を斜め上に行くのでした。


　以下、いつもどおり、韓国ドラマをグチグチ。あと、買いたい本とか。

　韓国ドラマは、初めて(歴史モノで)公式カップリング以外に傾きつつあります。言わずと知れた『トンイ』です。王様のいいところがあまりないので(……)。
　従事官様の男前度がすごすぎます。チョンス兄さんの必死さに惚れます。王様、いい人なんだけど二人の一生懸命さの前では、活躍は薄れてしまいます。
　もう従事官様とチョンス兄さんに守られて、幸せになればいいじゃん、トンイ。とか正直思った。
　でも王様は、トンイのために狩で取った鹿で靴作るーとか言い出したり、内官様(この人、とてもいい人。王様とトンイの仲を温かく見守ってます)に『では、この前の女官に』とか言い当てられてニコニコしたり。
　可愛いんだよ！　可愛いんだけどさ！　そのあとに『イ･サン』の世孫様見ちゃうと、どうしてもかっこよさが太刀打ちできないんだよ！
　そんな『トンイ』です。信じられるかい？　この王様、『イ･サン』の曾お祖父ちゃんなんだよ。トンイの息子が、『イ･サン』に出てくる世孫のお祖父ちゃん(英祖)なんだよ。
　あの厳しくも、民のことを気にかけている英祖のお父さんが、あんな……弓が下手くそな人だなんて。(狩が下手なのを、弓のせいにしてみる人なんですよ)

　あー、他には『テロワール』見て、ヒーローのツンのちデレの激しさに驚愕したり。九尾狐(クミホ)見て、『やっぱり人外いいよなぁ』とか思っちゃったりしてます。
　『善徳女王』見て、ちょっとー！！　ってなっちゃったり。『トンマン(後の善徳女王、ちなみに今は男装中)は女です』とか、『離れたくなかった』とか。ユシン様なんなの。
　そんな素振り、私が深読みしてただけだと思ってたよ。身分差、のち逆転するわけですね。今から楽しみなんだけど。
　……話の内容すこーし知ってるから、ユシン様に完全に肩入れすると痛い目見るということも分かってますが。でも今のところはユシン様派ということで。
　あとは、何見てるかなぁ。この前、録画してないけどちらっとみた、イタリアン？　パスタ？　とかのシェフとそこで働いている見習いシェフさんの話は、シェフがツンなのかデレなのか気になりました。
　今調べたら、見事ヒット！　『パスタ』というドラマでした。
　そしてこのツンツンシェフ！　あの、『コーヒープリンス～』のお兄さんじゃありませんか！　実は、ヒーローよりお兄さん派だったんですよねぇ、私。あぁ、最初から見ればよかったー。まだ間に合いますかねー、次から見る！
　でも見た感じ、新しい社長さんが何か優しそうで、好感が……。現代モノはヒーローとは別のところをプッシュしてる気がしないでもない。
　当分韓国ドラマ漬けから逃げられそうにないのでした。



　読書ですが。神永先生の『確率捜査官』は読みました。八雲ファンには嬉しい、小ネタがチョコチョコあります。結構好きですよー。
　また今度詳しい感想のせたいですね。

　コバルト文庫の『ヴィクトリアン･ローズ・テーラー』がそろそろ終盤に近づきつつあるとか！　買いたいけど随分と買ってないので、堪ってます。あう、懐に優しくない。
　シャーリーがどこまで頑張ってるのか楽しみ。
　あと、身代わりがすごいことになっているらしく、気になることばかり！　何、雑誌とか買わなきゃいけないの？　あとなんか、応募者全員サービス的なのをやるって聞いたんですけど。
　新参者には敷居が高いー。高校時代はご友人に貸していただいてたので。大学はなれたからーーー。(涙)　身代わりも集めたいです。リヒャルトー。
　……まぁ、最近中村さんと神谷さんの某ラジオを聞く機会があり、私の幻想はぶち壊されたわけですけど。何、なんであんなに胸の話好きなの？(笑)　リヒャルトのイメージがもろ崩れですよ。
　あと漫画を少し買いたいなぁとか思ってます。少女漫画に飢えてる。