いつきが日々を綴ります。日々のぐだぐだを語ったりしてます。時々本の感想が紛れ込んでたりするかもです。
昨日、『蛍火の杜へ』を見に行ってきました。私のところは今日が最終だったみたいですね、二週間くらいしかしてないので残念です。
うー。よすぎた。すごくよかった。DVDを予約すると決心してしまうくらいよかったよ。
ということで、以下原作片手に思い出しながら感想。
愛蔵版かいました、そういえば。書き下ろしで泣いてしまった……。読み返して泣くとかもう、涙腺弱すぎだろうに。
ネタバレに容赦がないというか、ネタバレ以外ないです。
うー。よすぎた。すごくよかった。DVDを予約すると決心してしまうくらいよかったよ。
ということで、以下原作片手に思い出しながら感想。
愛蔵版かいました、そういえば。書き下ろしで泣いてしまった……。読み返して泣くとかもう、涙腺弱すぎだろうに。
ネタバレに容赦がないというか、ネタバレ以外ないです。
+ + + + + + + + + +
・最初は多分、原作の終わりから少し経った蛍だと思う……とこの時点でまだ確信がもてないけど。
・お母さんがスーツといってるので、やはりおじいちゃんところで就職するのかなぁとか思った。それだけで何かじんわりしてしまう。
・ギンがいないのに、毎年夏にあの杜へ通うのかと思うともう……。
・バスを待ってたりするので、妙な寂しさがあった。
・で、回想。『彼にはじめて出逢ったのは~』というセリフで「原作!」と思ってしまう。
・森の風景がすごく夏っぽくて綺麗でした。濃い緑の、空気が澄んだ感じがする森。
・髪の書き方が夏目とかとは違う、気がするだけかもしれない。でも髪が気になったのです。
・ギンが話しかけて、蛍が飛びつく、というシーンがあり、そのシーンが何だか少し可愛らしかった。
・『消える』ということを少しずつ、成長するたびに考えていっていた蛍がいるのだなぁとかしみじみ感じた。最初は面白そうだと触りたがっていたのに、少しずつ『絶対に触らないで』までになるんだからすごいなぁ。
・棒で殴られたときのあの何とも言えない叫び(?)が原作っぽくてなんかよかったです。女の子らしくない、転がりまわってる姿とか。
・『デートみたいデスネー』『色気のないデートデスネー』のやり取りがすごく好き! 蛍の声に反して、ギンの声がちょっと呆れたみたいなやる気のなさそうな感じでした。
間延びしてる言い方とか、想像してたよりずっと原作の空気。
・鳥居の再現率! ってか、森全体の再現率がすごいです。何あれ、原作っぽいじゃなくて、原作のまんま!
・おじいちゃんの顔が優しそうだった。抱きついてなく蛍が可愛い。
・おじいちゃんと二人で歩きながら話すシーンがほっこりします。
・ギンに渡したお礼ってアイスだったんだ! ここはアニメオリジナルだよね。アイス。
・きつねの妖怪と出遭うまでのおどろおどろしさが原作にはあまりないのですが、何かが近づく! という恐さがあった。
・『食べてもいいか』『駄目だよ 友達なんだ』と言うところもよかったけど、蛍がギンの後ろに回り、ギンが蛍を隠すようにするシーンが素敵でした。
原作ではギンが前に出ただけなのかと思ってた。
・くしゃみ可愛い。あと原作ではあれが狐だとは分からなかったけど、色がつくと何となく分かった。
・『お前 おれを何だと思ってるんだ』の呆れた声とかがすごく、よかったです。内山さんの声をまじまじと聞くのは今回が初めてなのですが、とても素敵です。
・帽子が飛ぶシーンがあった気が、する。けど覚えてない。原作にないシーンがちょこちょこ出るのですが、あまりに原作の雰囲気過ぎて後になって気付くんですよ。
・お面取るシーンは何故かドキドキした。ギンがすごくイケメン! ツリ目のイメージだったんですけど、そうでもなかった。
・隣のお姉さんの『誰このイケメン』発言は忘れられない。あんなにメイクの濃いお姉さんの的確すぎるツッコミ。
・『来年も来られるか?』のセリフだけで転がりまわりたくなる。
・妖怪の書き方がとても丁寧で、無性に泣きたくなる瞬間があった。森に乱立する傘の声とかで。
・お面を取るようにいう蛍と取りかけるギン。映像化するとあまり意識してなかった動き一つ一つを目で追ってしまうという事実。この辺はやはり漫画や小説は負けるのかなとか思った。
・木が折れて、蛍が落ちるシーンはとても長く感じた。原作読んでるのに、ギンは本当に受け止めてしまうんじゃないかという思いに駆られて、ハンカチぎゅーー。
・木から落ちて、『絶対 私に 触らないでね』のセリフで何故か涙出てきて画面が滲んでしまった。……原作で泣かなかったのに。すごく切なくなった。
泣き出す蛍を慰めるでもなくしゃがみこんでじっと見つめるギンの視線とか。もう、あぁぁぁぁってなりそうだった。
・セーラーの制服緑。緑セーラーだったのか。視線が近づいていって、その違いを実感するシーンはちょっと悲しくて、でも仮面をとって蝶を見てるギンはイケメンで思わず笑いそうになった。
あのイケメンは一体誰でしょうか。
・原作にはないシーンが!!
いや、お祖父ちゃんちで寝そべって天井を見て、ギンの年を追い越す心配をするのは原作どおりなんだけど、おじいちゃんとの会話はなかったですよね?
天井に映る水面とか、蛍の視線とか夏らしいのに少し寂しい。で、おじいちゃんの冬が寒い発言とマフラー。
やばい。何か色々とヤバイ。原作のギンがしてるマフラーが蛍からの贈り物だと思っただけで涙が。
・……男の子と話すシーンが一回多かったのは覚えてるんです。どこに入ってたかは覚えてないけど。そろそろ理科室(?)に行ったほうがいいんじゃない? 的な発言する男の子とか。いたよね?
・蛍に手を差し出す男子は、原作より蛍を意識してるのかどうか分からなかった。いや、してるんだろうけども。手が触れる瞬間、ギンの気持ちを考えただけできゅーって心臓が。
・『ギンに 逢いたいです ギンに 触れたいです』のくだりが。涙が、涙がってなった。椿が落ちてる雪の深い森の風景が夏と違っててシンとしてる気がしました。
・ギン、マフラー……。ちゃんとつけてるんだね!!
・高校生の制服可愛い。こっちで就職する、という蛍がすごく切なかった。ずっと一緒にいたいんだよなぁ、とか思いつつ、ギンの考えとかも気になって。……正直映画見てるのか原作考察してるのか分からなくなってる。
・ギンの生い立ちのところで、赤ちゃんの頃のギンが妖怪に囲まれるシーンが。原作よりしっかりかかれてたよね。泣き続けるギンにお面であやすあの狐さんとかが。
・ギンの『忘れてしまっていいんだよ』の言葉に、蛍への気持ちとか配慮とかを感じてそれだけで涙腺が。でもその配慮を途中で断ち切って、蛍が話すんですが。
強いなと思った。『忘れないでね』が切ないのに強くて、蛍の成長を感じてしまう。
・『時間がいつか 私達を分かつでしょう』のところは原作以上に胸が締め付けられて、歩く後姿とかを見るだけでゴロゴロ転がりまわりたくなる。
・ギンの服の模様。最初からずっと一緒でしたね、そういえば。原作はちょこちょこ違ったような気がしましたけど。あれ、アニメでも服変わってた? 蛍の服は変わってたんですけど。
・「妖怪達の夏祭り」の名前を聞いて、そろそろ終わりなんだなぁとか思うと。
『蛍は おれが 守るよ』のセリフで隣のお姉さんがふふっと笑うのが分かりました。確かに、あの声であの顔で言われると何か感慨深さより先に『この人は誰ですか』と思うよなぁ。
・『本望だ』に色々凝縮されすぎてると思う。
・夏祭りの描写が丁寧でした。あと原作と同じカットが多用されてて『あ、見たことある』の風景が多かったです。
・手首を帯? みたいなもので結ぶんですけど、『デートみたいデスネー』『デートなんデスネー』のやりとりが楽しそうできゅんとしてしまった。あとにこの後を思い出し泣いた。(←早い)
・『もう 夏を待てないよ』のくだり。切なくて、悲しくて、ギンのセリフ一つ一つが涙を誘います。声がつくとここまでなのか、と思うくらい痛々しくて、ギンの気持ちを考えるだけで泣ける。
どんな思いでそんなことを言って、離れようと思ったのかなぁとか考えてました。
・『人込みをかきわけてでも 蛍に逢いに行きたくなるよ』のセリフで一気に涙腺崩壊。仮面をとって、蛍にのせて、それから仮面にキスをする流れがね、もうね。
隣のお姉さんも笑いを引っ込めて泣いてらっしゃったよ。キスが長くて、涙が消えてたけど。
・これが最後の夏なんだなぁとか、ギンはもう来ないんだろうなぁ、ていう寂しさと、もうこの森にギンっていう存在自体がいないんだという悲しさと、どっちが辛いのかと考えれば考えるほど涙が出てきて、頭も視界もぼーっとしてました。
・ギンの手から崩れるシーンがもっとボロボロと砂のようかと思ったらそうでもなかった。紙が切り取られていくみたいに、ちょっと大きな塊で揺らいでいく。
それが明るくて、綺麗で、でも泣いた……。(メガネは外せないので、ずっとメガネの下にハンカチを置いてた)
・『やっとお前に触れられる』で劇場が号泣ですよ。隣のお姉さんも、もう片方の隣の友人もハンカチ出して涙拭いてました。
ってか、蛍がすぐに飛び込むのかと思えば、少し躊躇したあとに飛び込むんですよね。ギンが消えるまでの猶予が予想よりずっと長くて、でも蛍がなかなか飛び込まないので『早く! 早く行ってあげてーー』となりました。
・あとで聞いたら友人もまんまのことを思ってたらしい。『ぐずぐずするなよ!』って思ったらしい。
・蛍が仮面をはいで、走ってギンのところへ行く瞬間の思いをどうやって表現すればいいのやら。
・抱きつく笑顔がすごく、よかったです。原作よりしっかり抱き合ってた。ギンの肩に蛍が顎を乗せてぎゅーって感じでしっかり抱き合う感じでした。
原作ではもうほとんど消えかけてて、どこまで残ってんの? 状態だったので、抱きしめられたのか不安だったんですけど。
・ゆっくりと崩れる蛍と、浴衣だけ抱いて地に伏す状態が辛くて。『好きだよ』のところはもう涙で正直あまり聞こえなかった。自分の嗚咽止めるのに必死だった。
・仮面を抱きしめて、帰る蛍が。あぁぁぁぁ。
・最後、おじいちゃんのところへ行くところで終るんですけど。余韻がすごかった。照明がついても、少しお客さんが動かないくらいだった。
エンドロールが終るまできちんと座って、なおかつ電気がついてしばらく座りっぱなしになったのははじめての体験でした。
エンドロールが終ってしばらく暗い時間があって、やっと電気がつくんですけど。あの暗闇の時間がとても安心しました。一気に色々降りかかってきて、整理するのに数秒かかってたんで。
結論。映画は本当によかった。何か色々と持ってかれた。涙腺崩壊にもほどがある。あと、ギンは予想以上にイケメンでした。(←かえるまでずっと友人と語っていた結論)
蛍が本当におじいちゃんのところで就職して、あっちで住んで、毎年夏になるとあそこへ行っているのかと思うと。
迷うから森の中には入れないけど、鳥居の傍の階段とかに座って何時間もギンのこと考えてたり、待ってたりするのかと一人で想像して、痛い気持ちになりました。
本当に痛いのは自分だと言う自覚はあります。
でもさ! 愛蔵版の書き下ろし読んだら色々と考えたりするわけですよ。ギンがどれだけ蛍のことを大切に思っていたのかとかさ! それなのに、夏祭りを最後に離れると決意したのは、やっぱり蛍が傷つくのを見たくないからなのかなぁとか。
短編なのに、読んでからずっと私の心を掴んで話さないのが憎いです。私の頭の中を一杯にしてどうするの……。ベッドで思い出し泣きをさせたいの?(昨日の夜にやってしまった)
ちょっと色々と体力消耗する映画でした。友人二人といってきましたが、二人とも号泣してましたよ。で帰りの電車でずっと話してた。テンションがやばかった気がします。三人とも涙を流した後なので、おかしかったのかもしれない。
かなり遅い時間だったのですが、色々と楽しめてよかったです。大学の友人と遊びに行くのも楽しいものですねー。今度はもっと大人数で行こうかという話になりました。
とりあえず、お鍋パーティーとたこ焼きパーティーには誘われました。泊めてくれるらしいけど、……そんなスペースあんの? 布団はないとか言ってたけど。
素敵な発見のある映画でした。原作貸して、布教に勤しんでよかった!
・お母さんがスーツといってるので、やはりおじいちゃんところで就職するのかなぁとか思った。それだけで何かじんわりしてしまう。
・ギンがいないのに、毎年夏にあの杜へ通うのかと思うともう……。
・バスを待ってたりするので、妙な寂しさがあった。
・で、回想。『彼にはじめて出逢ったのは~』というセリフで「原作!」と思ってしまう。
・森の風景がすごく夏っぽくて綺麗でした。濃い緑の、空気が澄んだ感じがする森。
・髪の書き方が夏目とかとは違う、気がするだけかもしれない。でも髪が気になったのです。
・ギンが話しかけて、蛍が飛びつく、というシーンがあり、そのシーンが何だか少し可愛らしかった。
・『消える』ということを少しずつ、成長するたびに考えていっていた蛍がいるのだなぁとかしみじみ感じた。最初は面白そうだと触りたがっていたのに、少しずつ『絶対に触らないで』までになるんだからすごいなぁ。
・棒で殴られたときのあの何とも言えない叫び(?)が原作っぽくてなんかよかったです。女の子らしくない、転がりまわってる姿とか。
・『デートみたいデスネー』『色気のないデートデスネー』のやり取りがすごく好き! 蛍の声に反して、ギンの声がちょっと呆れたみたいなやる気のなさそうな感じでした。
間延びしてる言い方とか、想像してたよりずっと原作の空気。
・鳥居の再現率! ってか、森全体の再現率がすごいです。何あれ、原作っぽいじゃなくて、原作のまんま!
・おじいちゃんの顔が優しそうだった。抱きついてなく蛍が可愛い。
・おじいちゃんと二人で歩きながら話すシーンがほっこりします。
・ギンに渡したお礼ってアイスだったんだ! ここはアニメオリジナルだよね。アイス。
・きつねの妖怪と出遭うまでのおどろおどろしさが原作にはあまりないのですが、何かが近づく! という恐さがあった。
・『食べてもいいか』『駄目だよ 友達なんだ』と言うところもよかったけど、蛍がギンの後ろに回り、ギンが蛍を隠すようにするシーンが素敵でした。
原作ではギンが前に出ただけなのかと思ってた。
・くしゃみ可愛い。あと原作ではあれが狐だとは分からなかったけど、色がつくと何となく分かった。
・『お前 おれを何だと思ってるんだ』の呆れた声とかがすごく、よかったです。内山さんの声をまじまじと聞くのは今回が初めてなのですが、とても素敵です。
・帽子が飛ぶシーンがあった気が、する。けど覚えてない。原作にないシーンがちょこちょこ出るのですが、あまりに原作の雰囲気過ぎて後になって気付くんですよ。
・お面取るシーンは何故かドキドキした。ギンがすごくイケメン! ツリ目のイメージだったんですけど、そうでもなかった。
・隣のお姉さんの『誰このイケメン』発言は忘れられない。あんなにメイクの濃いお姉さんの的確すぎるツッコミ。
・『来年も来られるか?』のセリフだけで転がりまわりたくなる。
・妖怪の書き方がとても丁寧で、無性に泣きたくなる瞬間があった。森に乱立する傘の声とかで。
・お面を取るようにいう蛍と取りかけるギン。映像化するとあまり意識してなかった動き一つ一つを目で追ってしまうという事実。この辺はやはり漫画や小説は負けるのかなとか思った。
・木が折れて、蛍が落ちるシーンはとても長く感じた。原作読んでるのに、ギンは本当に受け止めてしまうんじゃないかという思いに駆られて、ハンカチぎゅーー。
・木から落ちて、『絶対 私に 触らないでね』のセリフで何故か涙出てきて画面が滲んでしまった。……原作で泣かなかったのに。すごく切なくなった。
泣き出す蛍を慰めるでもなくしゃがみこんでじっと見つめるギンの視線とか。もう、あぁぁぁぁってなりそうだった。
・セーラーの制服緑。緑セーラーだったのか。視線が近づいていって、その違いを実感するシーンはちょっと悲しくて、でも仮面をとって蝶を見てるギンはイケメンで思わず笑いそうになった。
あのイケメンは一体誰でしょうか。
・原作にはないシーンが!!
いや、お祖父ちゃんちで寝そべって天井を見て、ギンの年を追い越す心配をするのは原作どおりなんだけど、おじいちゃんとの会話はなかったですよね?
天井に映る水面とか、蛍の視線とか夏らしいのに少し寂しい。で、おじいちゃんの冬が寒い発言とマフラー。
やばい。何か色々とヤバイ。原作のギンがしてるマフラーが蛍からの贈り物だと思っただけで涙が。
・……男の子と話すシーンが一回多かったのは覚えてるんです。どこに入ってたかは覚えてないけど。そろそろ理科室(?)に行ったほうがいいんじゃない? 的な発言する男の子とか。いたよね?
・蛍に手を差し出す男子は、原作より蛍を意識してるのかどうか分からなかった。いや、してるんだろうけども。手が触れる瞬間、ギンの気持ちを考えただけできゅーって心臓が。
・『ギンに 逢いたいです ギンに 触れたいです』のくだりが。涙が、涙がってなった。椿が落ちてる雪の深い森の風景が夏と違っててシンとしてる気がしました。
・ギン、マフラー……。ちゃんとつけてるんだね!!
・高校生の制服可愛い。こっちで就職する、という蛍がすごく切なかった。ずっと一緒にいたいんだよなぁ、とか思いつつ、ギンの考えとかも気になって。……正直映画見てるのか原作考察してるのか分からなくなってる。
・ギンの生い立ちのところで、赤ちゃんの頃のギンが妖怪に囲まれるシーンが。原作よりしっかりかかれてたよね。泣き続けるギンにお面であやすあの狐さんとかが。
・ギンの『忘れてしまっていいんだよ』の言葉に、蛍への気持ちとか配慮とかを感じてそれだけで涙腺が。でもその配慮を途中で断ち切って、蛍が話すんですが。
強いなと思った。『忘れないでね』が切ないのに強くて、蛍の成長を感じてしまう。
・『時間がいつか 私達を分かつでしょう』のところは原作以上に胸が締め付けられて、歩く後姿とかを見るだけでゴロゴロ転がりまわりたくなる。
・ギンの服の模様。最初からずっと一緒でしたね、そういえば。原作はちょこちょこ違ったような気がしましたけど。あれ、アニメでも服変わってた? 蛍の服は変わってたんですけど。
・「妖怪達の夏祭り」の名前を聞いて、そろそろ終わりなんだなぁとか思うと。
『蛍は おれが 守るよ』のセリフで隣のお姉さんがふふっと笑うのが分かりました。確かに、あの声であの顔で言われると何か感慨深さより先に『この人は誰ですか』と思うよなぁ。
・『本望だ』に色々凝縮されすぎてると思う。
・夏祭りの描写が丁寧でした。あと原作と同じカットが多用されてて『あ、見たことある』の風景が多かったです。
・手首を帯? みたいなもので結ぶんですけど、『デートみたいデスネー』『デートなんデスネー』のやりとりが楽しそうできゅんとしてしまった。あとにこの後を思い出し泣いた。(←早い)
・『もう 夏を待てないよ』のくだり。切なくて、悲しくて、ギンのセリフ一つ一つが涙を誘います。声がつくとここまでなのか、と思うくらい痛々しくて、ギンの気持ちを考えるだけで泣ける。
どんな思いでそんなことを言って、離れようと思ったのかなぁとか考えてました。
・『人込みをかきわけてでも 蛍に逢いに行きたくなるよ』のセリフで一気に涙腺崩壊。仮面をとって、蛍にのせて、それから仮面にキスをする流れがね、もうね。
隣のお姉さんも笑いを引っ込めて泣いてらっしゃったよ。キスが長くて、涙が消えてたけど。
・これが最後の夏なんだなぁとか、ギンはもう来ないんだろうなぁ、ていう寂しさと、もうこの森にギンっていう存在自体がいないんだという悲しさと、どっちが辛いのかと考えれば考えるほど涙が出てきて、頭も視界もぼーっとしてました。
・ギンの手から崩れるシーンがもっとボロボロと砂のようかと思ったらそうでもなかった。紙が切り取られていくみたいに、ちょっと大きな塊で揺らいでいく。
それが明るくて、綺麗で、でも泣いた……。(メガネは外せないので、ずっとメガネの下にハンカチを置いてた)
・『やっとお前に触れられる』で劇場が号泣ですよ。隣のお姉さんも、もう片方の隣の友人もハンカチ出して涙拭いてました。
ってか、蛍がすぐに飛び込むのかと思えば、少し躊躇したあとに飛び込むんですよね。ギンが消えるまでの猶予が予想よりずっと長くて、でも蛍がなかなか飛び込まないので『早く! 早く行ってあげてーー』となりました。
・あとで聞いたら友人もまんまのことを思ってたらしい。『ぐずぐずするなよ!』って思ったらしい。
・蛍が仮面をはいで、走ってギンのところへ行く瞬間の思いをどうやって表現すればいいのやら。
・抱きつく笑顔がすごく、よかったです。原作よりしっかり抱き合ってた。ギンの肩に蛍が顎を乗せてぎゅーって感じでしっかり抱き合う感じでした。
原作ではもうほとんど消えかけてて、どこまで残ってんの? 状態だったので、抱きしめられたのか不安だったんですけど。
・ゆっくりと崩れる蛍と、浴衣だけ抱いて地に伏す状態が辛くて。『好きだよ』のところはもう涙で正直あまり聞こえなかった。自分の嗚咽止めるのに必死だった。
・仮面を抱きしめて、帰る蛍が。あぁぁぁぁ。
・最後、おじいちゃんのところへ行くところで終るんですけど。余韻がすごかった。照明がついても、少しお客さんが動かないくらいだった。
エンドロールが終るまできちんと座って、なおかつ電気がついてしばらく座りっぱなしになったのははじめての体験でした。
エンドロールが終ってしばらく暗い時間があって、やっと電気がつくんですけど。あの暗闇の時間がとても安心しました。一気に色々降りかかってきて、整理するのに数秒かかってたんで。
結論。映画は本当によかった。何か色々と持ってかれた。涙腺崩壊にもほどがある。あと、ギンは予想以上にイケメンでした。(←かえるまでずっと友人と語っていた結論)
蛍が本当におじいちゃんのところで就職して、あっちで住んで、毎年夏になるとあそこへ行っているのかと思うと。
迷うから森の中には入れないけど、鳥居の傍の階段とかに座って何時間もギンのこと考えてたり、待ってたりするのかと一人で想像して、痛い気持ちになりました。
本当に痛いのは自分だと言う自覚はあります。
でもさ! 愛蔵版の書き下ろし読んだら色々と考えたりするわけですよ。ギンがどれだけ蛍のことを大切に思っていたのかとかさ! それなのに、夏祭りを最後に離れると決意したのは、やっぱり蛍が傷つくのを見たくないからなのかなぁとか。
短編なのに、読んでからずっと私の心を掴んで話さないのが憎いです。私の頭の中を一杯にしてどうするの……。ベッドで思い出し泣きをさせたいの?(昨日の夜にやってしまった)
ちょっと色々と体力消耗する映画でした。友人二人といってきましたが、二人とも号泣してましたよ。で帰りの電車でずっと話してた。テンションがやばかった気がします。三人とも涙を流した後なので、おかしかったのかもしれない。
かなり遅い時間だったのですが、色々と楽しめてよかったです。大学の友人と遊びに行くのも楽しいものですねー。今度はもっと大人数で行こうかという話になりました。
とりあえず、お鍋パーティーとたこ焼きパーティーには誘われました。泊めてくれるらしいけど、……そんなスペースあんの? 布団はないとか言ってたけど。
素敵な発見のある映画でした。原作貸して、布教に勤しんでよかった!
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