いつきが日々を綴ります。日々のぐだぐだを語ったりしてます。時々本の感想が紛れ込んでたりするかもです。
えっと、あと一話……か、もしかしたら男の子視点でプラス一話。そんなところです。
現在のマイブームは、ある友人に写メを送りまくること。無意味に送ってます。(『図書館』とか)
今日は重要な情報を撮り、未だ学校でクラブ中の彼女に送りつけました。(笑)
迷惑きわまりない行為だと重々自覚しておりますが……っ!! この興奮を分かち合いたいんだもの、しょうがないじゃないですか!!
長編を書き終わると、どうも次のものに手を出すのが躊躇われる。(地獄がよみがえっちゃうんですよね)
当分『続きかけない~』とか言いたくないです。
あ、噂の(?)某K林先生、今日はお休みでした。金曜日の一件以来、K林先生の株はがた落ちなので、どうということもないのですが。
奥さんが退院されたので、そのお迎えだと考えられます。奥さんに接するくらい優しく、生徒に話しかけてくださいと言いたい。
声が大きいと、無条件に体が竦みます。就職したとき大変だ。
ではでは、七話です。
現在のマイブームは、ある友人に写メを送りまくること。無意味に送ってます。(『図書館』とか)
今日は重要な情報を撮り、未だ学校でクラブ中の彼女に送りつけました。(笑)
迷惑きわまりない行為だと重々自覚しておりますが……っ!! この興奮を分かち合いたいんだもの、しょうがないじゃないですか!!
長編を書き終わると、どうも次のものに手を出すのが躊躇われる。(地獄がよみがえっちゃうんですよね)
当分『続きかけない~』とか言いたくないです。
あ、噂の(?)某K林先生、今日はお休みでした。金曜日の一件以来、K林先生の株はがた落ちなので、どうということもないのですが。
奥さんが退院されたので、そのお迎えだと考えられます。奥さんに接するくらい優しく、生徒に話しかけてくださいと言いたい。
声が大きいと、無条件に体が竦みます。就職したとき大変だ。
ではでは、七話です。
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『紙切れの真相 そのすべて』
どうしよう……。ヘタンと座り込んだ。扉の周りだけ埃がたまっていなくて、涙が零れた。
「泣くことじゃ、」
泣くことじゃない。
たまたまだったんだと思う。もしかしたら、綾瀬を呼んだつもりだったのかもしれない。
でも、来たのは私だった。
何も知らない、私だった。
「がっかり、したんだろうなぁ」
他人事のように、泣き声で言った。
不思議なくらい、冷静になっていく自分がいて、涙を拭いた。
泣いたのも、もしかしたら自分が可哀想だったからなのかもしれないし。
「結構、あっけなかった……」
ほんの少し、憧れていたのだ。こういう関係に。
顔も知らないし、学年もしらない。どんなふうに笑うのか、後姿さえ見れなかった私は想像も出来ない。
ただその声が優しくて、聞かせてくれる音楽が素敵で、何でもないことを話すことが好きだった。
帰ろう。帰って、寝て、いつもどおりの生活をしていればいずれ忘れる。『馬鹿だったなぁ』ってきっと言える。
「ヨシっ」
思い立って、やっとのことで立つ。しっかり立てたので、もう心配はない。これなら普通に家に帰れる。
がちゃっとドアノブに手をかけ、回す。そして開けようとして、すぐさま閉じた。
足音が、聞こえた。
しかも階段を上る足音。確実に、近づいていた。一瞬のことなので、もしかしたら三階に上っていく人の足音かもしれない。
だけど、もし四回に上ってくる人がいたら?
ここへ来る人なんて、限られている。というか、一人しか私は知らない。ドアノブをぎゅっと握り、その右手を左手で押さえる。
「えっと……」
何故焦っているかは分からない。だけど、焦っていることは分かった。ドアノブを握ったまま、右左と見渡す。
ドン、とドアが叩かれた。びくっと肩が震える。ドアノブを握り締めている右手が白くなっていく。
開く、ことが出来ない。
ドンドン、とまた二回たたかれる。扉に耳をつけると、音が聞こえるのは分かった。
人の声かどうかは定かではない。だけど『アキ』の声だと思った。
開くべきか、開かないべきか。
決心もつかなかった。
開けてどうする? 綾瀬じゃなくてごめんって謝る? さすがに惨めすぎると思うんだけど。
アキとの会話が好きになっていた自分に気付いて、僅かに動揺する。
「どう、する?」
開ける? 開けない?
だけど開けないとしたら、アキはどうするだろう。諦めるだろうか。アキは、多分諦めないだろう。
それくらい、分かってしまうくらい親しくしていた。
「いつもと、反対だけど、いい……?」
声が、震えていた。でも涙は、出なかった。
もしかしたら、恋してたかもしれない。
どうしよう……。ヘタンと座り込んだ。扉の周りだけ埃がたまっていなくて、涙が零れた。
「泣くことじゃ、」
泣くことじゃない。
たまたまだったんだと思う。もしかしたら、綾瀬を呼んだつもりだったのかもしれない。
でも、来たのは私だった。
何も知らない、私だった。
「がっかり、したんだろうなぁ」
他人事のように、泣き声で言った。
不思議なくらい、冷静になっていく自分がいて、涙を拭いた。
泣いたのも、もしかしたら自分が可哀想だったからなのかもしれないし。
「結構、あっけなかった……」
ほんの少し、憧れていたのだ。こういう関係に。
顔も知らないし、学年もしらない。どんなふうに笑うのか、後姿さえ見れなかった私は想像も出来ない。
ただその声が優しくて、聞かせてくれる音楽が素敵で、何でもないことを話すことが好きだった。
帰ろう。帰って、寝て、いつもどおりの生活をしていればいずれ忘れる。『馬鹿だったなぁ』ってきっと言える。
「ヨシっ」
思い立って、やっとのことで立つ。しっかり立てたので、もう心配はない。これなら普通に家に帰れる。
がちゃっとドアノブに手をかけ、回す。そして開けようとして、すぐさま閉じた。
足音が、聞こえた。
しかも階段を上る足音。確実に、近づいていた。一瞬のことなので、もしかしたら三階に上っていく人の足音かもしれない。
だけど、もし四回に上ってくる人がいたら?
ここへ来る人なんて、限られている。というか、一人しか私は知らない。ドアノブをぎゅっと握り、その右手を左手で押さえる。
「えっと……」
何故焦っているかは分からない。だけど、焦っていることは分かった。ドアノブを握ったまま、右左と見渡す。
ドン、とドアが叩かれた。びくっと肩が震える。ドアノブを握り締めている右手が白くなっていく。
開く、ことが出来ない。
ドンドン、とまた二回たたかれる。扉に耳をつけると、音が聞こえるのは分かった。
人の声かどうかは定かではない。だけど『アキ』の声だと思った。
開くべきか、開かないべきか。
決心もつかなかった。
開けてどうする? 綾瀬じゃなくてごめんって謝る? さすがに惨めすぎると思うんだけど。
アキとの会話が好きになっていた自分に気付いて、僅かに動揺する。
「どう、する?」
開ける? 開けない?
だけど開けないとしたら、アキはどうするだろう。諦めるだろうか。アキは、多分諦めないだろう。
それくらい、分かってしまうくらい親しくしていた。
「いつもと、反対だけど、いい……?」
声が、震えていた。でも涙は、出なかった。
もしかしたら、恋してたかもしれない。
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