いじめっ子

　先日の友人との会話で、自分がとんでもないいじめっ子だということが判明。
『え、自覚なかったの？？』
　とは友人の言葉。でもいじめっ子じゃないんだよ、と一応反論しときます。
　馬鹿な子ほど可愛いといいますが、馬鹿な子をいじることほど面白いことってないと思うんだ。
　可愛いなぁ、とか思っちゃうわたしはどうなんだろうね。
　
　友人に言わせると、Mに見せかけたSらしいよ。妙に冷めてて、変態で、『面倒なことには一切関わらないたち』だそうです。
　友人の評価が散々だ。合宿の折では『気が強いんだよね』という発言に、友人は誰も『そんなことないよ』と言ってくれませんでした。
　気が強いのは自覚しております。

　で、今までで一番ショックだった言葉は。
『一回見切りをつけたら、言葉の端々に棘が出てくるよね』
　です。何、その見切りをつけるって。他にも、
『傷つけるって分かってるのに、痛いところをサクっと刺すよね』
　と言われます。
　どっちかと言うと、友人にははっきりとものを言うほうです。まぁ、泣かせるかなぁ、とか思ったら口を噤みますが。
　これでもセーブしてるんですけど？　と言うと、そろいもそろって『ウソ！！　それで？』と言われます。
　日常会話でどんだけ繊細なつくりをしてるんだ、君たちは。
　正論で人を傷つけちゃいけないらしいんですが、正論って普通の人にとって痛いことこの上ないことばっかりだと思うんですけど。
　わたしの場合、理論詰めで人を傷つけることが多いらしいですけどね。

　…………性格って今更直せないんですけど、社会不適合者の道まっしぐらですか？　わたし。
　いや、せめて猫の仮面が剥がれないように、努力してるんですけどね。