いつきが日々を綴ります。日々のぐだぐだを語ったりしてます。時々本の感想が紛れ込んでたりするかもです。
つい最近、漫画を買ったのですが、わたしにしては珍しく『ほんのり』な色の少女漫画でした。
幾度かここへ書きましたが、『緑川 ゆき』という人の短編集×2。
『LaLa』を購読し始めてから、気になり(夏目が連載されてるので)、好きなサイトの管理人さんから『あかく咲く声』を勧められ、文庫を購入。
すっかりファンです。最初絵柄苦手だったのに! あかく~でやられた。何、あの雰囲気。
で、ルーズリーフを買う予定だったのに、いつの間にかレジに漫画二冊持って並んでました。慌ててルーズリーフをとりに走るわたし。
短編でしっかり泣かされました。以下、感想。
幾度かここへ書きましたが、『緑川 ゆき』という人の短編集×2。
『LaLa』を購読し始めてから、気になり(夏目が連載されてるので)、好きなサイトの管理人さんから『あかく咲く声』を勧められ、文庫を購入。
すっかりファンです。最初絵柄苦手だったのに! あかく~でやられた。何、あの雰囲気。
で、ルーズリーフを買う予定だったのに、いつの間にかレジに漫画二冊持って並んでました。慌ててルーズリーフをとりに走るわたし。
短編でしっかり泣かされました。以下、感想。
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この二冊。……画像出てるか心配。
『蛍火の杜へ』
初夏秋冬、と季節ごとのお話なんですけど、わたしは表題作が好きでした。何であんなに切ないの。……途中までハッピーエンドだと信じて疑わなかったわたしが馬鹿なんでしょうか。
しっかり最後で号泣です。ギン~~。
うーん、でもやっぱりハッピーエンドって難しいと思います。人それぞれ感じ方はあると思いますが、今回の場合ハッピーエンドの気もするし。
ギンの最後のほうの『やっと~』ってところでもう、ボロボロ涙流しましたよ。『人ごみを掻き分けてでも~』にもですが。
単純な死ネタだと、逆に興ざめして(ケイタイ小説とかそんな感じ)、『ふぅーん』とか思っちゃうのに。
まぁ、ケイタイ小説なんて、友人に半強制で『読んで!!』と迫られ読んだ機会が一回なので、全てのケイタイ小説が死ネタかと言われれば分からないですけどね。
『花唄流るる』
春はとりあえず、ギターの音の表現が素敵でした。女の子が可愛くていけない。(精神的に)強い女の子好きです。
最後とか、『少女漫画だ』と思った。(褒め言葉ですよ)
『くるくる落ち葉』
秋は幼馴染モノ好きには好きなシチュエーションだと思います。ぼんぼんな彼に『可愛い』と言いまくり。
女の子の柔らかそうな髪に触りたい。優男そうなのに、芯がしっかりしてると、『男の子だ』と思う。
『ひび、深く』
冬はまさかの兄妹モノ。いや、この作者さんは描かないんじゃないかと勝手に思ってたので。びっくりです。
お兄ちゃんが素敵過ぎるけど。禁断って感じはあんまりしなくて、むしろ恋という感じも前面に押し出されてなかったので好きです。
禁断好きだけど『禁断!!』って出されると、引いてしまう人間なのです。わけわからん人間ですみません。
『アツイヒビ』
学園モノです、ね。クニヨシが好きです。あの子はなんか好き。『ここが好きなの!!』とはっきりいえないけどね。
表題作は一番初めに読んだとき、ちょっと救いようがない感じがしてたんですけど、でもこれでよかったのかなぁ、と思ったり。
『花のあと』
緑川さんワールドを痛感。『あかく咲く声』でも実感はしてたんだけど。
倉田君の発言がなぞ過ぎて。菊池さんよりの感性です、わたしは。ただし、我が友人は倉田君よりの方が多いですよ。彼らの感性にときどきついていけないから。
菊池さんの髪がふわふわしてて、あーきっと倉田君は触りたいだろうなぁと思ったり。
『寒い日も。』
池田君、最低……、と思いつつ読んでました。だって今まで見てきた男の子が皆いい子だったから!!
途中、本気で遠山さんが不憫になりつつ、『強い子だー』と感心。うちの子に一人でもいたら言いこのタイプです。
でもなんかいい感じで終わってます。なんだかんだ言いつつ、そのうち池田君は手放せなくなるんだから! と思ってみたり。
『名前のない客』
ちょっとだけ『あかく~』の雰囲気を感じました。空気がほんの少しだけ度に照る感じがします。あー、こういうの描くのが好きな人なのかも名ー、と思ったり。
男の子の本名を知りたいところです。非常に。
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