勿忘草 あとがき

　あとがきといいますか、言い訳。
　言い逃れでもいいです。

　書いたときの注意点や裏話など。しょうもないことばかりですが、興味のある方はぜひ。

　

　ついに終わりました。『勿忘草』いかがだったでしょうか。時代背景は、平安時代からそのあとくらいを予想しています。

　いつきが書くものは大体が、中途半端に終わるので（と、いうかそう言う雰囲気を残すのが好きなので）、今回のようにしっかりとくっついて終わるのは珍しいと思います。
　最初は紫苑さんを殺そうと（？）思っていたので、死なない展開に切り替えた後えらく悩みました。
　最初は思いっきり短編にするつもりだったのに、あっという間に中編、悪くしたら長編になってしまいました。

　えっと、お気づきの方が少なそうなので先に言います。カタカナを使わないこと、キスとかも全部日本語に直すこと、それが私の今回の目標でした。おかしいところがございましたら、コメントやメールでこそっと教えてください。



　個人的にお気に入りなカップリングは草さんと桃さんです。私の中で二人はいちゃこらしてます。
　紫苑と弥絃ちゃんのカップリングを超えるベタ甘。多分描写などにその加減が出てるのではないかと思います。私の好きさ加減が。

　桃さんが死ぬ場面は書きながら私が泣きそうでした。なんとか、生き返らないかなぁ、あの二人。
　あ、あと気付いた人もいるかもしれませんが、櫻様も草さんのことが好きでした。こっちはあくまで憧れ止まりですけど。
　と、いうことでヘタレで、情けなくて、駄目男な草さんは意外にモテモテなのです。結構な二枚目さんだから。
　櫻様は好きなんですよね。とことん自分勝手なのは承知ですけど、その生き様というか、考え方とか。話し方も大好きです。　

　死ネタは読むのは嫌いですけど、書くのは好きです。（勝手）
　だからティアとアレクでパロッたりします。（アレクの泣き顔がそそ……やめときます）


　すっごく、甘々が好きなわりに書かせて頂くとなると躊躇する性格なので、結局中途半端に甘いものしか書けないんですよね。
　もうちょっと、大人っぽいお話しとかも書きたいのですが、痛い恋とかは私が書くと泣きそうなので止めておきます。まだ……。


　その後を書け！！　と言って頂いたりもするのですが、『む、無理ですよ。私に甘々とか……っ！！』と逃げる始末です。
　すみません。でもお話の雰囲気はすごく好きなので、中途半端な甘さの続編は書くかもです。シリアスが恋しくなったら。


　私の頭の中の紫苑さんは、結構鬼畜さんなので、弥絃ちゃんは始終いじめられていたりします。（本人たちは無自覚です）
　無理矢理……、とか……。（紫苑さんが怒りそうですが）


　弥絃ちゃんは泣き顔がそそる子であってほしいと思っています。私の作るキャラで、そんなに素直に泣いてくれる子って中々いないから。
　弥絃ちゃんは珍しく素直で、優しくて、女の子らしい女の子です。紫苑さんには是非大切にしていただきたいと思います。


　……しょうもない話ばっかりですみません。
　まだまだあるんですが、もうこれ以上書くと冷たい目で見られすぎる気がするのでやめときます。
　付き合ってくださった方、本当にありがとうございました。