いつきが日々を綴ります。日々のぐだぐだを語ったりしてます。時々本の感想が紛れ込んでたりするかもです。
やってきましたホワイトデー。三倍返しを期待しています。(笑)
バレンタインデーのときにうっかり友人一名に、お菓子をあげ損ねたので何か考えねばならないらしいです。
でも今週は遊びたいからね……また来週ぐらいに。(学校終わるけどね)
シュークリーム作りたいよー、と叫び中。
『ジェネラル・ルージュの凱旋』が見たいです。堺さん好きなので。(草食系の代表……??)
好き好き言い過ぎて、この前友人から写メ送られてきましたからね。携帯開く度に元気になります。(怪しい)
ホワイトデーということで、先月頑張ってもらったお二人にまた頑張ってもらおうかなぁ、と思ってます。
題名は『お返しはホワイトデーに』とお読みください。さすがに前回に続き英語の題名にするのがイヤだっただけです。
なので日本語に直訳。そういえば韓国あたりでは『ブラックデー』などもあるそうですよ。
『優しい嘘』と、『St. Valentine's Day』の続きです。
『優しい嘘』は別に読まなくても大丈夫ですよー。
……そのうち小説の目次ページでも作ったほうがいいんでしょうか。――サイトが一番読みやすいと自覚はしてるんですけどね。
バレンタインデーのときにうっかり友人一名に、お菓子をあげ損ねたので何か考えねばならないらしいです。
でも今週は遊びたいからね……また来週ぐらいに。(学校終わるけどね)
シュークリーム作りたいよー、と叫び中。
『ジェネラル・ルージュの凱旋』が見たいです。堺さん好きなので。(草食系の代表……??)
好き好き言い過ぎて、この前友人から写メ送られてきましたからね。携帯開く度に元気になります。(怪しい)
ホワイトデーということで、先月頑張ってもらったお二人にまた頑張ってもらおうかなぁ、と思ってます。
題名は『お返しはホワイトデーに』とお読みください。さすがに前回に続き英語の題名にするのがイヤだっただけです。
なので日本語に直訳。そういえば韓国あたりでは『ブラックデー』などもあるそうですよ。
『優しい嘘』と、『St. Valentine's Day』の続きです。
『優しい嘘』は別に読まなくても大丈夫ですよー。
……そのうち小説の目次ページでも作ったほうがいいんでしょうか。――サイトが一番読みやすいと自覚はしてるんですけどね。
+ + + + + + + + + +
「晴夏(はるか)……」
「ん~?」
「俺たちは何をしてるんだっけ……」
「愛しの彼女さんたちに、バレンタインデーのお返しを買ってるんじゃない」
結構まともな、というかすっごくまともな答えが返ってきた。それは、そうだ。そうなんだけど。
「どうして、男二人で雑貨店に入らなきゃいけないんだ」
押し殺していても、怒りは通じるらしく『何がいいかな』と考えていたらしい友人がこちらを見た。
「何? 一(はじめ)こういうところ苦手?」
まだ寒いのでマフラーをつけている友人が笑う。真っ白いマフラーをつけて似合うのは、こいつだけじゃないだろうかと思ってしまう。
「お前と違って、俺はこういうところに男と二人ではいる趣味はない」
「僕もないよ」
さらりと答えて、晴夏が再び店の中へと視線を移した。
「どうせ一のことだから、もう用意はしてるんでしょ。いいじゃん、僕に付き合ってよ」
未だに百合の好みって分かんないんだよね、と晴夏は笑う。性格そのままの雰囲気と話しかたで怒る気も失せた。
「何買ったの?」
「ぬいぐるみ」
答えると、晴夏はびっくりしたようにこちらを見る。ただでさえ女のように大きな目をことさら大きく見開いたのだ。
一瞬、こいつの彼女よりもこいつの方が可愛いんじゃないだろうかと思ってしまう。(失礼)
「一……、そんなの買ってるの」
「沙夜はそれで喜ぶんだよ」
何がほしい? と毎年聞く。普通の女の子ならアクセサリーや何かを頼むはずなのに、毎年沙夜は『ぬいぐるみ』と答えるのだ。
「はぁ、あの沙夜ちゃんがねぇ。見る限り、ぬいぐるみ愛好者には見えないよ」
「そうか?」
毎年選んでいるので、かぶらないかどうかだけが唯一の心配だ。ぬいぐるみと言っても『何の』かは限定されていないだけマシではあるが。
「でもっ。一がぬいぐるみ持ってレジ並ぶの見てみたいかも」
笑いを抑えきれないように、晴夏は笑う。
「お前にだけは見せれない」
「どうせ、ちょっと怖い顔してるんでしょ。店員さんかわいそー」
まだ止まらないらしく、くつくつと少しだけ頭にくる笑いを続ける。
「早く決めろよ。あと一時間後なんだろ。約束」
「一は?」
「俺は夕方。どうせ家近いし」
「両親公認だし?」
ばっと晴夏のほうを見ると、ニヤリと顔に似合わぬ表情を出した。こいつのどこが『天然癒し系』だ。ただの優しい顔した詐欺師だろうが。
心の中で『晴夏さんは優しそうな人だよね』と笑った沙夜に文句を言う。
「沙夜ちゃんの両親はまだ知らないんだっけ?」
「知ってるけどあえて黙ってんだろ。おばさ……美雪さんに殺されるまであと少しだってこと」
怖いんだよなー、と言うと晴夏は『何? まだ沙夜ちゃんのお母さん、認めてないんだ』と首をかしげた。
「諦めればいいのにね。大体、自分だって幼馴染と結婚してるんだし」
「それも不本意なんだろう。『マインドコントロールで恋愛してるみたいでイヤだ!』ってプロポーズ一回断ったらしいし」
「うわ。一、気をつけないとそれは本当に危ないかもね」
軽口をたたきつつ、店内を見回すと一つのものに目が行った。
「一? あぁ。そういうのもいいね。おそろいで買う?」
晴夏が笑う。
「お前の彼女と、だろ」
「それもそうだね」
ソレの一つを手に取った。
「はい。バレンタインデーのお返し」
「今年は何のぬいぐるみ?」
少し大きめの袋の中には柔らかなモヘアの毛皮のテディベアが座っている。薄茶色の肌に、真っ黒な丸い瞳が二つ。
無邪気な瞳は沙夜を見つめる。
「可愛い!」
きゃーと歓声を上げ、小さなテディベアを抱き上げて抱きしめる。しかしそこで何かに気がついたのか、いったん体からテディべアを離した。
「何か……いい匂い」
スン、と鼻を動かして、テディベアの胸元に気がつく。
「コレだ」
指でテディベアの胸元にかけられているシルバーペンダントを弾いた。
「アロマペンダント、だって」
「アロマ?」
「アロマオイルをこの中に入れて、匂いを楽しむ。沙夜最近よくアロマ焚いてるだろ?」
市販のでも入れて大丈夫なんだって。
「そうなんだ。だからいい匂い」
ありがとう、と沙夜が笑う。毎年、この笑顔を見るためだけに『我慢して』ぬいぐるみを買っているのだ。
「この匂い、何?」
「ネロリ、だったかな」
美しい透かしの入った、ドロップ型のペンダント。その透かしから柔らかな、優しい花の香りが漂ってくる。
「優しい、香りだね」
この子にぴったりだ、と沙夜はテディベアを抱きしめた。
……そしてそのペンダントはしばらく『テディベア』のアクセサリーとなる。
「それ、沙夜がつけるんじゃないの?」
と友人が言うまで。
ホワイトデーでした。アロマ&テディベアは私の永遠の癒しと疑いません。大好きです。
ネロリ、は『ネロリビガラード』という香りでですね。一トンの花から一キログラムしか取れないオイルらしいです。
昔は女王様御用達だった、と言う話もどこかで耳にしました。(無責任)
私は柑橘系が好きなんですけどね。ライムとか。
テディベアは色々あります。最近は、自分で作ってみようか計画中。
「ん~?」
「俺たちは何をしてるんだっけ……」
「愛しの彼女さんたちに、バレンタインデーのお返しを買ってるんじゃない」
結構まともな、というかすっごくまともな答えが返ってきた。それは、そうだ。そうなんだけど。
「どうして、男二人で雑貨店に入らなきゃいけないんだ」
押し殺していても、怒りは通じるらしく『何がいいかな』と考えていたらしい友人がこちらを見た。
「何? 一(はじめ)こういうところ苦手?」
まだ寒いのでマフラーをつけている友人が笑う。真っ白いマフラーをつけて似合うのは、こいつだけじゃないだろうかと思ってしまう。
「お前と違って、俺はこういうところに男と二人ではいる趣味はない」
「僕もないよ」
さらりと答えて、晴夏が再び店の中へと視線を移した。
「どうせ一のことだから、もう用意はしてるんでしょ。いいじゃん、僕に付き合ってよ」
未だに百合の好みって分かんないんだよね、と晴夏は笑う。性格そのままの雰囲気と話しかたで怒る気も失せた。
「何買ったの?」
「ぬいぐるみ」
答えると、晴夏はびっくりしたようにこちらを見る。ただでさえ女のように大きな目をことさら大きく見開いたのだ。
一瞬、こいつの彼女よりもこいつの方が可愛いんじゃないだろうかと思ってしまう。(失礼)
「一……、そんなの買ってるの」
「沙夜はそれで喜ぶんだよ」
何がほしい? と毎年聞く。普通の女の子ならアクセサリーや何かを頼むはずなのに、毎年沙夜は『ぬいぐるみ』と答えるのだ。
「はぁ、あの沙夜ちゃんがねぇ。見る限り、ぬいぐるみ愛好者には見えないよ」
「そうか?」
毎年選んでいるので、かぶらないかどうかだけが唯一の心配だ。ぬいぐるみと言っても『何の』かは限定されていないだけマシではあるが。
「でもっ。一がぬいぐるみ持ってレジ並ぶの見てみたいかも」
笑いを抑えきれないように、晴夏は笑う。
「お前にだけは見せれない」
「どうせ、ちょっと怖い顔してるんでしょ。店員さんかわいそー」
まだ止まらないらしく、くつくつと少しだけ頭にくる笑いを続ける。
「早く決めろよ。あと一時間後なんだろ。約束」
「一は?」
「俺は夕方。どうせ家近いし」
「両親公認だし?」
ばっと晴夏のほうを見ると、ニヤリと顔に似合わぬ表情を出した。こいつのどこが『天然癒し系』だ。ただの優しい顔した詐欺師だろうが。
心の中で『晴夏さんは優しそうな人だよね』と笑った沙夜に文句を言う。
「沙夜ちゃんの両親はまだ知らないんだっけ?」
「知ってるけどあえて黙ってんだろ。おばさ……美雪さんに殺されるまであと少しだってこと」
怖いんだよなー、と言うと晴夏は『何? まだ沙夜ちゃんのお母さん、認めてないんだ』と首をかしげた。
「諦めればいいのにね。大体、自分だって幼馴染と結婚してるんだし」
「それも不本意なんだろう。『マインドコントロールで恋愛してるみたいでイヤだ!』ってプロポーズ一回断ったらしいし」
「うわ。一、気をつけないとそれは本当に危ないかもね」
軽口をたたきつつ、店内を見回すと一つのものに目が行った。
「一? あぁ。そういうのもいいね。おそろいで買う?」
晴夏が笑う。
「お前の彼女と、だろ」
「それもそうだね」
ソレの一つを手に取った。
「はい。バレンタインデーのお返し」
「今年は何のぬいぐるみ?」
少し大きめの袋の中には柔らかなモヘアの毛皮のテディベアが座っている。薄茶色の肌に、真っ黒な丸い瞳が二つ。
無邪気な瞳は沙夜を見つめる。
「可愛い!」
きゃーと歓声を上げ、小さなテディベアを抱き上げて抱きしめる。しかしそこで何かに気がついたのか、いったん体からテディべアを離した。
「何か……いい匂い」
スン、と鼻を動かして、テディベアの胸元に気がつく。
「コレだ」
指でテディベアの胸元にかけられているシルバーペンダントを弾いた。
「アロマペンダント、だって」
「アロマ?」
「アロマオイルをこの中に入れて、匂いを楽しむ。沙夜最近よくアロマ焚いてるだろ?」
市販のでも入れて大丈夫なんだって。
「そうなんだ。だからいい匂い」
ありがとう、と沙夜が笑う。毎年、この笑顔を見るためだけに『我慢して』ぬいぐるみを買っているのだ。
「この匂い、何?」
「ネロリ、だったかな」
美しい透かしの入った、ドロップ型のペンダント。その透かしから柔らかな、優しい花の香りが漂ってくる。
「優しい、香りだね」
この子にぴったりだ、と沙夜はテディベアを抱きしめた。
……そしてそのペンダントはしばらく『テディベア』のアクセサリーとなる。
「それ、沙夜がつけるんじゃないの?」
と友人が言うまで。
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ホワイトデーでした。アロマ&テディベアは私の永遠の癒しと疑いません。大好きです。
ネロリ、は『ネロリビガラード』という香りでですね。一トンの花から一キログラムしか取れないオイルらしいです。
昔は女王様御用達だった、と言う話もどこかで耳にしました。(無責任)
私は柑橘系が好きなんですけどね。ライムとか。
テディベアは色々あります。最近は、自分で作ってみようか計画中。
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