曲がる≠めげる

　昨日はスポーツ大会でした。早い話、球技大会です。

　さて、薄々（しっかり？）気付いている方がいると思われますが、いつきは極度の運動音痴であり、運動嫌いです。
　そんないつきがはたして『球技』なんてできるのか……。
　
　できるわけありません。

　三試合中、一試合出てメガネ壊れて、あとの二試合出ませんでした。
　メガネないと、ボールが目で追えないんです。ボールを顔で受けたのは、中学一年生以来なんですけど。
　で、題名。
　『めげる』って、わたしの住んでいる地域で使われている方言です。ニュアンスとしては、曲がって壊れる、って感じかな。
　……あ、でもパソコンで調べたら辞典に載ってる。方言じゃないかもです。
　気持がめげる、とか言う使い方をしたら一般的なの？？
　でもね、めげる≠壊れる、だし、めげる≠曲がる、なんですよ。わたしの中で。本当にニュアンスの問題なんですけど。
　今のわたしのメガネの状態は、『めげてる』です。決して『壊れてる』でも『曲がってる』でもないんです。
　
　以上、友人に指摘されて思ったこと！　方言って難しいと思う一方で、すごくしっくりくる言葉だと思う。
　言葉というのは、ある一定の、同じ状況を過ごして経験を共にしないと綺麗に伝わらないらしいです。
　どこかも模試で見た評論で書いてありましたが。
　でもなんか、方言があると温かい気がします。……が、物書きが方言好き、というのもいかがなものかと思う。
　基本、方言で書かれるセリフは好きじゃないです。文字で見ると、やけにわざとらしく見える。
　声に出してこその良さ、が好きなのかなぁ。一回、生粋の大阪弁を聞いてみたい。（大伯母が住んではいるんですが）