セリフの威力

　韓国ドラマ、『シンデレラマン』を面白半分に見続けてます。
　真面目に見る時期を過ぎてしまった。……いつの間にかヒロインを大好きになってるヒーロー。
　いつの間に、そんなに想うようになってたの？　ってか、そんな描写たくさんあったっけ！？　お兄ちゃんの方がよほどラブコール早かったよ！！
　みたいな、ことを思いつつ見てます。
　で、何で見続けているかというと、友人が大好きな平田さんがお兄ちゃんの声をしてらっしゃるから。
　彼、あんまりアニメにも（主役で）出ないし、ドラマCDにも出ないし、ましてもともと俳優さんらしいので、事務所NGのジャンルもあるし。
　友人がとても『平田さん、出てないーー』と嘆いています。
　
　が、この韓国ドラマでは、彼女が悶え転げまわるくらい恥ずかしいセリフを吐いてます。
　回を追うごとに、ヒロインに執着し、ヒートアップするおにいちゃん。何か犯罪くさい気もするけど、とりあえずヒロイン大好きらしいです。
　ま、（偽）弟にとられるんだろうけど。
　『次に彼女を泣かせたら（いや、手を出したら、だったっけ？）、黙っちゃいない』的なセリフがあった気がするんですが、思わず呑んでいたお茶を噴出しました。
　『お遊びで～』とかね。

いつき）『Mちゃんが悶えそう……』

弟）『え？？　あぁ、中井さん？』（ちょうど出てた）

いつき）『あー、違う違う。海賊は海賊でも、コックさんの方ね』

弟）『～？？　あぁ、あの眉毛』

　弟よ。一応お姉ちゃんのお友達が大好きなキャラです。あんまり侮辱しないであげてください。

弟）『カーター先生でしょ』

いつき）『そう。カーター先生。カッコいいよね！　あの俳優さん！！』（『ER』の話。ノア・ワイリーさん好き）

弟）『え、俳優？』

いつき）『あれ、俳優さんの話じゃなかったっけ？』（すでに平田さんを忘れてる私）

弟）『……ねぇちゃん、本当に性格診断で友達思いって出たの？　それで？』

　最近、弟の中で私の評価がだだ下がりなきがしてなりません。どうしてだろうかな。これでもちゃんとしたお姉ちゃん演じてるのに。

　最後に、一言。『彼女はそんな人じゃありません』ときっぱり言ったおにいちゃんカッコいいです。
　『ん？』と聞き返す声も好きだよ。カーターっぽい。


　ま、昨日放送の『イ･サン』には敵わないけどね！　私の中で、今『イ・サン』熱が煮えたぎってます。
　昨日の最後で、発狂しました。何、あのすっごいいい切り方は！！　あの切り方はずるいだろっ。何、私に一週間悶え続けろと？？
　あの焦れ焦れ感は一種の麻薬に違いないって思うんです。もう、見ずにはいられない。