面倒なこと

　球技大会があります。今週の金曜日に。
　幸い、私が住んでいる地域は雨が降るらしいんですけどね。天気予報、当たってもらわないと困ります。
　でないと、バスケットボールしないといけないんで。

　じゃんけんで負けたので、バスケをするんですよ。バスケか、バレーだったのですが、バレー志願者が多かった。
　バレーは手が痛くなりますが、壮絶なボールの奪い合いはないので好きです。
　女子のバスケほど怖いものはありません。バスケ部が若干、苦笑いで観戦するような試合をするのです。
　……勝負事が絡むと、どうしてあの子達は目の色が変わるんだろう、と思いつつ、『サボり』だと名指しされないように頑張ります。

　一回、試合出たら、体調不良を理由にテントにいたいんですけど。去年はもう、暑すぎて気分悪くなったくらいですし。



　昨日のショックな事件は、未だ尾を引いています。今日は小論文模試だったしね。
　模範解答を見て唖然とした。……こんなに具体例、書いてないんですけどっ。むしろ具体例、ないに等しいんですけど。
　序論、結論は模範解答っぽい。だけど肝心な本論がボロボロ。
　K林先生に睨まれる日も、そう遠くない気がします。
　　
　ちょっと気力回復した話。普段すごくまじめな友人が、英語の時間にイギリスにある時計台を言おうとしたときのこと。
『I want to see Big Bang.……（まだ続く）』
　本人は気付いていない様子なので、
「もう一回、見たいところ言ってくれる？」
『Big Bang！』（大真面目）
　もう一押し。
「それ、何？」
『It is clock tower.』
　まだ、気付かず。ここまで来ると反対に、つっこむのが悪い気がしてきた。だけどつっこみたくてウズウズする自分。
「えっと。ビッグ、バン？？　ビッグ・ベン？？」
『…………ビッグ・ベン、だよね』
　しばらくの沈黙が妙に痛かったんですけど、普段賢い子がこういう間違いをするとたまらなく得した気がします。
　そのあと人知れず爆笑したことは内緒。本人がかなりへこんでいらしたので。